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塗料の値上げについて

こんにちは。家丸です。
2023年も残りあと1ヶ月になりましたね。
1年が過ぎていくのが早いと実感します。
最近は急に寒くなってきたので、体調など気を付けてお過ごしください!
今回タイトルにあるように外壁・屋根塗装で使う塗料の値上げについてお話していきます。
「屋根と外壁の塗装を検討している」「来年塗料は値上げするのか」など外壁や屋根の塗装をお考えのお客様に
役立てていけたらなと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。
1 数年で外壁・屋根塗装で使う塗料が値上げされた理由
ここ数年で各メーカーで塗料の価格が高騰しています。
原材料の価格高騰、原油価格の高騰、大幅な円安が原因です。
新型コロナウイルスやウクライナ危機等などのさまざまな情勢が影響し、このような価格高騰が起きていると考えられます。
外壁・屋根塗装で使われる塗料の原材料となる樹脂や顔料を日本は海外に頼っています。
塗料に石油を原料とした素材が多いため、原油価格の高騰の影響を受けやすいのです。
そのため塗料を作る樹脂や顔料、溶剤、塗料缶の原材料がこの2年間で20%価格が高騰したそうです。
そして2022年に入り、急激に円安が進みました。
円安の影響は、海外の原材料に頼っている塗料にも及びます。
円安で原材料に支払うコストが増えたことで、メーカー側は販売する塗料を大幅に値上げせざるを得なくなったのです。
2 どのくらい塗料の値上げがされているのか
塗料メーカとして有名なエスケー化研や日本ペイント、関西ペイントなど、それぞれのメーカーで
一昨年から塗料の値上げを発表してきました。
どのくらい値上げされたのかまとめてある画像がこちらになります。
※こちらの画像はリフォーム新聞の記事を抜粋しました。
商品によりますが、各メーカーでシンナー類が15~20%、溶剤系塗料が10~25%、水溶性塗料、表面処理剤関係が8~12%値上げされています。
これまで値上げされなかったアステックペイントも2023年1月に全製品5~15%の値上げの発表がありました。
またメーカー側で運賃の値上げ、運賃は地域によって異なると発表しています。
塗装の原材料の価格の値上げはもちろん、原油の値上げで塗装を運搬するための運送費や宅配便などの運賃にも大きな影響を及ぼしています。
原材料の価格高騰や原油価格の高騰、円安の影響を受けながらも、メーカー側でも原材料の見直しなど努力してきたようですが
それだけでは対応しきれずに値上げに踏み切ったといいます。
3 今後も塗料は値上げされるのか
今後、塗料が安くなるのか気になりますよね。
原材料の価格高騰や原油価格の高騰、円安は今後も続くと予想されます。
なので2024年も塗料の値上がりが続いて、塗料がますます高くなると思います。
現に、弊社で取り扱っているアステックペイントとプレマテックスの塗料が
2024年1月から値上がりされることが決まっています。
他のメーカーでも塗料と運賃の値上げがされることが予想されます。
また、塗料だけでなく他の建材の費用もさらに価格が高騰すると思います。
4 まとめ
塗料や建材が値上がりされることで、工事費用は上がってきます。
外壁塗装や屋根塗装をご検討中でしたら早めのタイミングがおすすめです。
塗料や建材の価格高騰の他に、外壁や屋根の劣化を放置してしまうと大規模な修繕や補修が必要となり
さらに余計な出費がかかってしまうからです。
弊社は安心安全を心がけており、ドローンを使って屋根や外壁の点検をいたします!
ドローンで屋根・外壁のお写真を撮るので、お客様と一緒に屋根・外壁の状態を確認し丁寧にご説明いたします。
「外壁のひび割れが気になる」「外壁触ったら手に白い粉がついた」「屋根の今の状態を知りたい」「強風で屋根が心配」
などございましたらぜひお問い合わせください!